表題番号:2017B-323 日付:2018/04/11
研究課題文章指導・支援において文章技能及び文章技能を表わす用語が学習に及ぼす働き
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 国際教養学部 教授 佐渡島 紗織
(連携研究者) 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 準教授 坂本麻裕子
(連携研究者) 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 助手 中島宏治
(連携研究者) 早稲田大学政治経済学術院 助手 宇都伸之
(連携研究者) 滋賀県立大学全学共通教育推進機構 助教 渡寛法
(連携研究者) 早稲田大学グローバルエデュケーションセンター 助手 嶼田大海
研究成果概要

大学12年生が書く学術的文章を評価するルーブリックを作成するために二つの実験調査を行った。記述コメントという評価方法をとった際の学習者の反応を調査する実験では、問題箇所を指摘するだけの簡潔なコメントと、問題である理由や修正のヒントを示す詳細なコメントを別のグループの授業履修者に与えて、比較した。文章作成力の伸びに有意差はなく、学び方に違いがみられた。ルーブリック評価基準の表現の違いが評価者に及ぼす影響を調査する実験では、数字での表現と言葉での表現を比較した。両グループの評価結果に有意差は見られなかった。