表題番号:2017B-303 日付:2018/04/09
研究課題ウエアラブルデバイスを用いた生体情報計測による学習活動のモニタリング手法の開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 准教授 森田 裕介
(連携研究者) 早稲田大学 助手 長濱澄
(連携研究者) 早稲田大学 大学院生 宮西祐香子
研究成果概要
本研究では,ウエアラブルデバイスを用いて生体情報計測を行い、学習活動をモニタリングする方法を提案した。大学生9名を対象に、動画視聴(安静期)と課題遂行(課題期)を実施し、それぞれの場面における指尖容積脈波を測定した。また、主観評価質問紙を用いて、実験時の主観的な感情状態を回答させた。ストレス指標と主観評価質問紙との関連性について重回帰分析を行なった結果、主観評価質問紙で測定した項目のうち、理解度項目と疲労度項目において、ストレス指標値を推定できることが示唆された。主観的に十分に理解できない状況で、主観的に疲労を感じているときに、もっとも被験者のストレス指標値が高くなることが明らかになった。