表題番号:2017B-293
日付:2018/04/09
研究課題教職員の心理的柔軟性を守るための介入プログラムの開発
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 人間科学学術院 人間科学部 | 准教授 | 大月 友 |
- 研究成果概要
- 2017年度は、社会人の心理的柔軟性を促進するための介入プログラムとして、アクセプタンス&コミットメント・セラピーのコア・プロセスの中で、「価値の明確化」と「コミットされた行為」に焦点化したプログラムを探索的に作成し、その効果検証のパイロットスタディを実施した。1事例実験デザインの対象者間マルチベースラインデザインを用いて介入効果の検討を行ったところ、4名中2名において有意な職務上のパフォーマンス改善が確認された。一方で、質問紙による主観評定には有意な変化は示されなかった。介入効果の示された対象者とそうでない対象者の相違点などが考察された。