表題番号:2017B-286 日付:2018/03/25
研究課題多世代参加による「認知症フレンドリーコミュニティ」の開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 加瀬 裕子
研究成果概要

<目的>認知症の行動・心理症状に対処する「認知症ケア支援センター」を開発し介護職のストレス軽減を実証することが、本研究の目的である。


<方法>本年度は準備期間として、「認知症ケア支援講座」(毎月1回)を試行した。さらにスウェーデンから研究者を招き、先例を研究した。


<結果>「認知症高齢者の生活の質を向上させるセンター(イデマガジネット)」「家族介護者支援のセンター」「大学と連携した研修」「ライフストーリーブック」「コンタクトパーソン」が研究すべき課題であることが明らかになった。


<結論>先例を検討した結果、「認知症ケア支援センター」を開発することは、介護職のストレス軽減と自己効力感向上に役立つ可能性が示唆された。