表題番号:2017B-262
日付:2018/02/21
研究課題空間符号化による干渉雑音低減手法の研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 | 教授 | 坪川 信 |
- 研究成果概要
- マルチコア光ファイバ(MCF)を利用する空間多重伝送において,入力光を複数コアに分散入力する空間符号手法を用いることで,コア間のランダムな電力結合によるクロストーク(XT)が抑制しうることを考察した.具体例として,光ファイバ断面内のコア配置条件が異なる4種類の単一モード9コア及び25コア光ファイバモデルを構築し,拡張プライム符号による符号化適用時のXTを計算したところ,符号器無しに比べ,10-20 dB程度のXT抑制が期待できること,より均一な電力結合分布を生じやすいコア配置のMCFが有利であること、コア数増が効果を改善しうることなどが明確となった.