表題番号:2017B-260 日付:2018/03/06
研究課題無線伝送速度100Gb/s実現のための超広帯域・高線形フロントエンドLSIの研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 吉増 敏彦
研究成果概要
高速無線通信を実現するため、RFトランシーバの広帯域化と高線形化を進め、局部発振器と周波数ミキサ回路の新規回路を考案した。デバイス技術はSi CMOSを用いた。トランシーバは、RF周波数が28GHz帯、IF周波数が1GHzの広帯域である。また、局部発振器は発振周波数が14GHz帯で設計を行った。RFトランシーバの回路特性をシミュレーションした結果、送信系ではIFからRFへの変換利得が15dB以上、受信系ではRFからIFへの変換利得20dB以上が得られた。