表題番号:2017B-240
日付:2018/04/07
研究課題再生医工学への応用に向けた芯/鞘二重構造マイクロファイバーの高機能化戦略
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 准教授 | 武田 直也 |
(連携研究者) | 理工学術院・先進理工学部・生命医科学科 | 助教 | 今任 景一 |
- 研究成果概要
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エレクトロスピニング法により芯/鞘二重構造を持つ機能性マイクロファイバーを作製し、細胞培養基材に応用した。紫外光照射でナノ鞘層の高分子表面のぬれ性が増すファイバー基材では、光刺激により細胞の接着性が有意に増大した。この光制御機能は、光応答性を担う分子の高分子鎖内への導入率が高いほど向上した。また、芯層に導電性高分子を導入して、細胞接着性の高分子の鞘層で被覆したファイバー材料も作製した。このファイバー基材上で筋芽細胞を培養すると、電位を負荷しない条件にもかかわらず鞘層のみの足場と比較して増殖率および筋管形成率が有意に増大し、再生筋組織の作製基材として優れることを見出した。