表題番号:2017B-148 日付:2018/03/07
研究課題バーチャルリアリティ体験の日常生活行動としての位置づけと要因・相互作用の分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 河合 隆史
研究成果概要
本研究では、日常生活におけるバーチャルリアリティ(VR)体験の生体に与える影響に着目し、心拍変動を指標とした実験的な検討を行った。目的は、日常生活行動におけるVR体験の位置づけと、生活行動の一つとしての有効活用への知見を得ることである。
実験的検討では10例の参加者を対象として、3日間の心拍変動の連続測定を行い、1日1回の30分間のVR体験を求めた。結果から、積極的なインタラクションを生起するVR体験によって、心拍変動から求めたストレス値が減少する傾向が認められた。