表題番号:2017B-131 日付:2018/04/04
研究課題仮想現実技術の利用によるソフトウェア理解に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 教授 深澤 良彰
研究成果概要
 ソフトウェア開発において、要求仕様書、設計仕様書、プログラムとの間には、どの要求が、どのようにして設計仕様書のどこで表現され、その設計結果は、どのようにしてプログラムのどこで表現されているのかという関係が存在をする。この三者の部分ごとの対応関係をたどることができることをトレーサビリティがあると呼び、この各々の関係をトレーサビリティリンクと呼ぶ。 一方、近年、仮想現実(以下VRと記す)に関する研究・実用化が進んできている。本研究では、ソフトウェア開発・保守で使用される各種の文書の理解にVRを用いることができるか、用いることができるとすると、どのように表現することが最も効率的であるかを明らかにした。