表題番号:2017B-112
日付:2018/04/08
研究課題音声会話:情報遭遇を含む多様な情報行動による情報アクセスに関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
---|---|---|---|
(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 教授 | 小林 哲則 |
(連携研究者) | 理工学術院 | 准教授 | 小川哲司 |
(連携研究者) | 理工学術院 | 教授 | 林良彦 |
- 研究成果概要
従来音声会話は質問応答を対象として実現されてきた。しかし快適な情報アクセスにはこれに加えシステム側から主体的に情報提供する機能が必要とされさらにこれらのモードがリズム良く遷移できること求められる。ここではこれら複雑な情報行動に即応性高く対応できる音声会話システムを実現する立場から「シナリオ主導型会話システム」を提案した。伝えようとする文書の解析に基づいて文書のあらすじを伝えるシナリオの主計画と想定される質問に答える副計画とが事前に準備されこれらに沿って会話が進められる。実験の結果従来型の会話システムに比べユーザに必要な情報だけ効率的に伝達できるシステムが実現できた。