表題番号:2017B-097
日付:2018/04/08
研究課題途上国における開発援助受入と海外資本流入との関係
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 商学部 | 教授 | 高瀬 浩一 |
- 研究成果概要
- 小国開放経済の外国通貨の流通(ドル化)に注目し、主にIMFのIFSから、世界各国の標準的なドル化指標データを収集・整理した。ドル化の代表的な指標としては、外貨預金通貨量の貨幣供給量(通常M2)に占める割合、あるいは外貨預金通貨量と総預金通貨量との比率の2つが汎用している。IFSがカバーしている国数は約80しかなく、残りの国(大半のOECD加盟国や一部の途上国を含む)については、IMFの各国レポートや各国の中央銀行の情報から抽出する必要があり、現在のカバー数は100国超となっている。現在、基本的な計量分析に向けて、収集したパネル・データを整理中である。