表題番号:2017B-056
日付:2018/03/22
研究課題「個人性」を問い直す:比較研究のための理論的パースペクティブ構築の試み
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 文学学術院 文学部 | 教授 | 那須 壽 |
(連携研究者) | 文学学術院 | 助手 | 栗原 亘 |
- 研究成果概要
- 今年度は、「個人性」に関する理論的枠組みを構築するために、主として以下の3つの準備作業をおこなった。①まず、関連する文献・資料の収集をおこなった。収集した文献・資料は、「現象学的社会学」の流れを汲む諸研究に関するものと、「現象学的社会学」とは異なる流れを汲む諸研究(特に「フランス現代思想」と呼ばれるもの)に関するものとの2つに大別できる。②また、文献・資料収集と並行して、収集済みの文献の内容に関する検討もおこなった。この検討作業は、大学院所属学生や外部の研究者にも開かれた形でおこなわれた。③そして、研究成果の一部を、国際学会での報告や他の研究グループとの討論・意見交換などを通して公開した。