表題番号:2017A-001
日付:2018/04/13
研究課題提携形成実験における視線測定分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 政治経済学術院 政治経済学部 | 教授 | 船木 由喜彦 |
(連携研究者) | 政治経済学術院 | 助手 | 宇都伸之 |
- 研究成果概要
- 新しい提携形成のプロトコルに基づく理論研究を進め、それを用いた実験室実験を行った。特に、本研究の特色は、視線測定器(アイトラッカー)を実験に用いることである。視線測定器とは実験参加者の視線を捕捉し、画面上のどのような情報を用いて意思決定をしているかを分析する機器である。この機器により、実験参加者がどのような、情報を重要視して、提携形成の提案をするかを分析することが可能となる。集められた実験参加者は、早稲田大学早稲田校舎1号館にある、アイトラッカー実験室に集合し、そこで、4台設置されているあるアイトラッカー機器による実験に参加した。3人一組で行うシンプルな提携形成のパイロット実験を行い、どのような画面情報を最も重要視したか、そのパターンを記録した。アイトラッカー機器が少ないので、パートナーマッチングの実験しか実施できず、また、実施時間等の制約上、一斉手番実験と、シークエンス手番実験を同じ参加者に対して行うという条件(between条件)下で実施せざるを得なかった。これにより、2つの条件下での被験者の情報取得行動の差を調べることが出来た。