表題番号:2016S-139
日付:2017/03/30
研究課題代表選手選考における法的合理性判断要素~競技種目特性、選考の専門性を踏まえて
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 准教授 | 松本 泰介 |
- 研究成果概要
代表選考のスポーツ仲裁判断においては、競技団体の専門性、自律性とスポーツガバナンスに基づく司法審査という利益衝突が問題になるが、取消事由を消極的に設定するのが一般的である。多数のスポーツ仲裁判断が積み重なってきている現在において、このようなスポーツ仲裁における司法審査の在り方を検討すべく、本年は、今後様々な国際比較を行う上の第1弾として、日本スポーツ仲裁機構と同時期に設立され、既に代表選考に関する仲裁判断も30件なされている、ニュージーランドのスポーツ仲裁裁判所(Sports Tribunal of New Zealand)を対象として、代表選考における司法審査の在り方を考察した。