表題番号:2016S-052 日付:2017/02/21
研究課題多国籍企業における本社・子会社間認知ギャップの海外子会パフォーマンスに与える影響
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学学術院 大学院経営管理研究科 准教授 池上 重輔
研究成果概要

本年度は複数の多国籍企業に対して、本社・子会社間の認知ギャップの存在および現況を定性的に確認することを目標とした。これまでのサービス系多国籍企業に加えて、産業財メーカー1社に対して調査対象を拡張することができた。追加された産業財メーカーに対して日本人幹部、非日本人幹部に対して初期ヒアリングを行った。<?xml:namespace prefix = "o" ns = "urn:schemas-microsoft-com:office:office" />

本年度の調査を始める前は、認知ギャップの対象となる子会社ロールは子会社の組織能力と現地環境の戦略的重要性の2つが挙げられていたが、産業財メーカーの定性的ヒアリングを経て①組織文化の浸透度 ②海外子会社の自立度(本社からのこのトロール)に関しても本社・子会社認知ギャップも調査項目として含める必要性が高いことが確認された。