表題番号:2016K-307 日付:2017/04/06
研究課題ラオス北部におけるREDD+実施にあたっての社会セーフガードの分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 講師 平塚 基志
研究成果概要
ラオス北部のルアンプラバン県ポンサイ郡の6村落(合計約30千ha)では、焼畑移動耕作による森林への火入れが拡大している。そうした中、焼畑移動耕作を抑制するための事業(REDD+)が進められているが、従来の焼畑移動耕作から他の生計手段(代替生計)へ移行するにあたり、地域文化、民族特性、自然資源の分布等を考慮し、地域に適した生計手段への移行とするため、村ごとの自然資源の分布、民族特性、既存の生計手段、及び代替生計に関するニーズと受け入れにあたってのケーパビリティを評価し、それらを踏まえたセーフガードシステムについて検討を加えた。