表題番号:2016K-281 日付:2017/02/02
研究課題うつ病復職者の職場見守りシステム構築に向けた管理職用ツールの開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 鈴木 伸一
(連携研究者) 人間科学研究科 大学院生 並木伸賢
(連携研究者) 人間科学研究科 大学院生 佐藤秀樹
(連携研究者) 人間科学研究科 大学院生 伊藤理沙
研究成果概要
 本研究では,復職支援を行う管理職者への研修プログラムを検討することを目的として,復職支援において管理職者が抱える困難感を客観的に把握するために,困難感尺度を作成し,因子構造と頼性・妥当性の確認を行った。また,困難感尺度と,復職支援で提供されるサポートごとに管理職者が有用と考えている程度(有用感)の関連性を検討した。その結果,管理職者の対応としてのリーダーシップ・視点取得,職場で提供されるサポートの有用感は困難感と関連が少ないが,サポートを活用することが困難感との重要な関連因子である可能性が示唆された。