表題番号:2016K-266 日付:2017/03/20
研究課題震災復興計画における官民学連係の在り方に関する実践的考察
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 社会科学部 助手 藤原 整
研究成果概要
本研究は、東日本大震災以降、宮城県気仙沼市における復興計画策定支援活動を通して、官民学連係の在り方についての知見を導出することを目的としている。研究者は、2013年7月以降、同市階上地区で立ち上がったまちづくり協議会のアドバイザーに任ぜられ、今日に至っている。
同地区において特筆すべき事例としては、震災遺構計画とその進捗が挙げられる。そのなかで、地域住民が先んじて検討をはじめ、それに行政が追随している点に大きな特徴が見出せる。また、我々のように地域住民を支援する立場、あるいは、行政による会議体において有識者として参画する立場、両面から学識者が支援する体制が採られている点も特記すべきであろう。