表題番号:2016K-246 日付:2017/02/20
研究課題高精細・高フレームレート映像を入力とした実時間特徴抽出システムの実現と応用展開
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 教授 池永 剛
研究成果概要
次世代の超臨場感インタラクティブ応用のコアとなる、高精細・高フレームレート映像を入力とした実時間特徴抽出システムの研究を行った。ロバストな追跡アルゴリズムとして、既に幅広い実環境応用に用いられているKLT Trackerを取り上げ、ブロック毎の極大値検索による新たな特徴点選択手法、サブ画素精度でのブロックマッチングの最適構成、新たな特徴点座標のメモリ格納法を考案した。提案をFPGAに実装することにより、VGA動画を、784fpsのフレームレート、0.762msの遅延で処理できることを実証した。関連成果として、IEICEの英文誌、CMVIT2017、MVA2017の国際会議に採択された。