表題番号:2016K-189
日付:2017/04/07
研究課題脳は文法をどのように生み出すのか-数量表現処理の事象関連電位計測実験を通した検討-
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 教授 | 酒井 弘 |
(連携研究者) | ニューヨーク大学 | 大学院生 | 大関洋平 |
(連携研究者) | ロンドン大学 | 講師 | 須藤靖直 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 研究補助者 | 王韻竹 |
(連携研究者) | 中国社会科学院 | 研究助手 | LUO, Yingyi |
(連携研究者) | University of Delaware | Professor | HESTVIK, Arild |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 講師 | 篠原靖明 |
- 研究成果概要
- 文法の処理と学習を対象とした研究として,新奇動詞を使用した動詞活用形産出実験を実施するとともに,数量詞処理の事象関連電位計測研究のために計測システムの整備と実験刺激の作成を行った.次に音声学習を対象として,日本語母語話者によるVOT知覚の事象関連電位計測実験を実施して結果を分析中である.また,語彙学習を対象として,中日バイリンガル話者による語彙認知の事象関連電位計測実験実施し,研究成果を国際学会において発表した.以上の研究を総合して,文法(言語における規則性)がどのように学習され,脳における言語処理に反映されるのかを探る研究を進展させることができた.