表題番号:2016K-141
日付:2017/04/05
研究課題企業の技術的知識の特性が与える研究活動の効率性への影響:定量的分析による国際比較
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 商学部 | 准教授 | 山野井 順一 |
(連携研究者) | Binghamton University | Associate Professor | 佐山弘樹 |
- 研究成果概要
- 本研究課題は、企業の特許出願において、特許が登録されるか、拒絶されるかという可能性について、国際比較を行いつつ、その決定要因を探るものである。現時点において、ビューロ・バン・ダイク社の提供するデータベースであるOrbisを利用し、1970年から2015年までのEuropean Patent Officeに登録されている世界の8100万件の特許出願について、企業データと紐づけを行い、分析を行っている。現在までに得られた予備的な分析結果であるが、特許出願のうち、特許が登録された件数は、約3100万件である。国による違いとしては、アメリカであれば、上記の期間において特許出願数は約1000万件であり、そのうち登録特許数は約590万件である。日本においては、同様の数字は、それぞれ、約2250万件、約440万件である。