表題番号:2016K-128 日付:2017/04/09
研究課題初学者を対象のゲームベース学習におけるプログラミング教育の学習効果の測定と分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 助手 齋藤 大輔
研究成果概要
プログラミング初学者(特に子ども)を対象とした学習を実施する場合、学習ツールを用いて教えることがある。この学習ツールは、現在に至るまで様々に開発されてきた。これらは、ビジュアルプログラミング言語、ゲームソフトウェア、アンプラグドなツールなど多岐にわたり学習方法も異なる。課題として、各ツールともに目的や特性に違いがあり学習内容や学習動機等から適切な環境を選択されなければ、学習効果を期待できない。本研究は、上記の課題を解決するための一つとしてゲームをベースにした学習ツールを使用する方法(ここでは、ゲームベース学習と呼ぶ)に焦点をあて学習効果の分析をした。結果として、ゲームベース学習を使用した場合、プログラミングの概念を学習することに優れていた。学習初期段階の導入教育に最適であるといえる。