表題番号:2016K-109 日付:2017/04/10
研究課題英語ディグリー・プログラム実現のためのファカルティ・ディベロプメントの基礎研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育・総合科学学術院 教育学部 教授 原田 哲男
研究成果概要
ファカルティー・ディベロップメントの方法論を構築するために、今年度は、英語による専門科目の授業に4人の大学院生をファシリテーターとして参加させて、 教員として何が必要かを、授業を通して経験してもらった。学期の半ばには、 授業 についての詳細なアンケートを 実施し、一部の学生にはインタビューを実施した。 その結果、EMIを担当する教員が意識しなくてはならない問題がいくつか明らかになった。1)非英語圏で英語を媒介語として授業を行う場合、教員は学生の不安をいかに抑えるかを考慮する必要があり、2)内容理解や英語力の発達を考えると、授業中に行うタスクの順序(タスク・シークエンス)が重要であることが判明した。