表題番号:2016K-046 日付:2017/04/07
研究課題弁護士の継続教育支援のための対話型法律エキスパートシステムの構築
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 大学院法務研究科 教授 菅原 郁夫
研究成果概要
 


 

本研究の目的は、近時の弁護士数の急増により、OJT(On the Job Training)の機会が減り、継続教育の環境劣化が進む弁護士に対し、その自学自習を支援するための法律エキスパート・システムを含む対話型データベースを構築し、若手弁護士の実務能力の向上を援助することにある。具体的には、IMBの人工知能Watson を用い、弁護士実務に必要な情報の集積と実務のための法令情報(判例・法律文献情報等)、実務情報(登記実務情報、損害査定実務情報等)、依頼者情報(依頼者ニーズ、依頼者特性等)を統合化した対話型法律エキスパート・システム構築の可能性を模索した。