表題番号:2016B-318 日付:2017/04/06
研究課題漫画表現を取り入れた表現力に富んだロボットハンドのデザイン構成法
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等研究所 助教 橋本 健二
研究成果概要
インタラクションを通じた人間の笑い誘発を目標とした第一歩として,人間からの刺激の入力に対する面白いリアクションによる人間の笑い誘発に取り組んだ.ロボットのエンドエフェクタの軌跡に一度始点から終点と逆方向に戻る「予備動作」および終点を通り過ぎて戻る「行き過ぎ」を加えることで,エンドエフェクタの軌跡を延長して誇張するアルゴリズムを構築した.評価実験を通じ,提案したアルゴリズムによって誇張したリアクションは特に速度が速くなったオーバーなリアクションとして受け止められることで実験参加者の予想を裏切り,有意に面白い印象を与えることが確認された.