表題番号:2016B-293 日付:2017/04/12
研究課題外国人労働者受け入れ政策をめぐる国家とメディアの公的熟慮の相互作用に関する分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 高等学院 教諭 後藤 潤平
研究成果概要

90年代の定住者や技能実習生の受け入れ、EPA(経済連携協定)にもとづく介護・看護人材の受け入れなどに加え、昨今では高度人材の積極的受け入れや特区での家事労働者の受け入れも進められ、既にさまざまな資格にもとづきさまざまな国々からさまざまな人々が来日している。一方、来日した人々の生活課題に実質的に対応するのは居住する地域社会である。そのため2016年度は外国人集住都市である三重県津市、伊賀市、滋賀県甲賀市の行政担当者や国際交流協会職員に取材し、また愛知県豊橋市で行われた外国人集住都市会議に参加することで、現在の外国人労働者受け入れをめぐる論点整理を行った。成果は、高等学院の研究年誌に報告する予定である。