表題番号:2016B-275 日付:2017/04/07
研究課題IoT利用の効果発現メカニズムの解明と普及促進政策策定に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 国際学術院 大学院アジア太平洋研究科 教授 三友 仁志
研究成果概要
IoT利用に資するネットワークインフラの整備を中心に研究を行った。IoTの普及はアジア経済においても社会変革のツールとして活用が期待されており、普及が期待されるIoTサービスの利用とネットワーク整備の必要性との関連を評価する必要がある。そこでIoTサービスへの利用意向が、無線および有線のブロードバンドの利用意向にどのように影響を与えるかを推計した。タイのバンコクのICTに親和度の高い人々を対象に、データを収集した。タイではモバイルブロードバンドが主で固定系の整備が遅れていたが、結果によれば、IoTサービスの利用によって、固定系のニーズも移動系と同様に高まることが示された。論文は国際論文誌に投稿中である。