表題番号:2016B-259
日付:2017/04/05
研究課題バイオメカニクス的手法を用いた障がい者クロスカントリースキー競技の滑走技術の評価
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 | 講師 | 藤田 善也 |
- 研究成果概要
- 片腕に障害をもつアスリートが行うサイクリックな運動を対象とした非対称性が運動の遂行に及ぼす影響に着目した研究は少ない.本研究の目的は,片腕に障害をもつクロスカントリースキー選手を対象に,滑走中のバイオメカニクス的特徴を明らかにすることであった.片腕に障害をもつ世界一流クロスカントリースキー選手を対象に上り坂におけるダイアゴナル走法中の動作分析を実施した.その結果,ポールを持つ側のプッシュオフ局面では滑走速度の立ち上がりが早いこと,同局面中の平均速度が高いこと,およびその後のグライド局面中の平均速度が高い傾向にあることが示唆された.