表題番号:2016B-242 日付:2017/04/06
研究課題森林減少・劣化の要因であるオイルパーム農園の拡大メカニズム及びその環境影響の分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 講師 平塚 基志
研究成果概要
インドネシアではカリマンタン島を中心に森林減少・劣化の要因であるオイルパーム農園が急増し、2020年には300万ha以上になると計画されている。こうした中で地域における自然共生システムを構築するためには、土地利用のアクターである農園経営者と地域住民の動向を包括的に解明する必要があり、それなしには地域慣習等を考慮した(社会セーフガードを考慮した)土地・森林保全手法(すなわちREDD+実施手法)を開発することができない。本研究は地域住民による生活の糧としての農園依存度及びその流動性(生計依存の変換可能性)を明らかにすることから、地域における土地利用変化の発生メカニズムについて分析を加えた。