表題番号:2016B-226 日付:2017/04/10
研究課題植物生産力評価モデルによる潜在的な食料供給力の将来予測
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 太田 俊二
研究成果概要

本研究課題では,研究代表者らが開発した植物生産力モデルのパフォーマンスを評価し,修正および改善すべき点を模索した。シミュレーションの結果をFLUXNETで公開されている観測データと比較した結果,このモデルは生産力の時間変動と葉の生長の季節変化をよく再現できていたものの,草原サイトでは森林サイトに比べ再現性は低かった。さらに,生産力と気候の年々変動との関係を観測データと比較したところ,生育時期ごとに気候に対する植物に応答を正しく表現できていた。シミュレーションでは生産力が土壌含水量に対してより強く応答する傾向があり,水環境が植物の生産力に及ぼす影響をモデルに正しく反映させる必要があることが示唆された。