表題番号:2016B-196 日付:2017/04/08
研究課題ゼブラフィッシュにおけるグリア細胞内シグナルと機能連携の可視化
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 大島 登志男
研究成果概要

成体脳において神経新生が行われる現象は、ヒトを含む哺乳類では限られた脳領域で行なわれているが、ゼブラフィッシュなどの硬骨魚類では、比較的広範囲の脳領域で行なわれている。本研究では、神経幹細胞であるラジアルグリア細胞の増殖・分化のプロセスと、Ca動態を可視化することにより、グリア内細胞シグナルと幹細胞増殖・分化の関連を明らかにすることを目的とした。バイオリソースセンターよりGFAP:GCaMP6a導入して、解析を開始した。また、Gal4-UAS系を用いて、GFAP:GalFF Tg fish(Shimizu2015)UAS:GCaMP7を交配する予定である。