表題番号:2016B-186
日付:2017/04/26
研究課題 低分子触媒から高分子触媒への遷移による生命システムの深化の本質に迫る
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 先進理工学部 | 教授 | 木賀 大介 |
- 研究成果概要
本研究の目的は、各種反応条件による反応の進行を解析することで、低分子触媒による反応が、高分子酵素による触媒に遷移する過程を考察することにある。その過程において、(1)反応条件のバラエティ、(2)触媒となるタンパク質酵素のアミノ酸配列における少数の置換に起因するバラエティ、2つのバラエティの組み合わせについて、反応を測定する必要がある。本学における研究室立ち上げの年度となる本年度については、特に、タンパク質酵素の種々の変異体を作成しその活性を評価した。また、本研究の成果の一部を外部資金によって別方向に拡張した成果は、早稲田大の資金による特許出願につながった