表題番号:2016B-177 日付:2017/03/23
研究課題有機ボロン酸およびボロン酸金属錯体による糖類の定量ー基礎研究とその実践的応用ー
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 石原 浩二
研究成果概要
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 ボロン酸はジオール類と可逆的に反応し、安定なキレート化合物を生成する。そのため、糖類の検出を目指して、ボロン酸を反応中心として含むボロン酸センサーが今日まで数多く開発されてきている。しかし、ボロン酸センサーによる糖類のセンシングの詳細なメカニズムは全く明らかになっていない。これらのボロン酸センサーの基本骨格はフェニルボロン酸であり、また、センサーの反応性の評価にはD-フルクトースが最も良く用いられているため、本研究では、フェニルボロン酸およびその誘導体とD-フルクトースの反応をモデル反応として取り上げ、その詳細なメカニズムの解明を行った。