表題番号:2016B-166 日付:2017/03/13
研究課題コヒーレントEUV光による高分子アブレーション過程の解明と微細構造形成
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 先進理工学部 教授 鷲尾 方一
(連携研究者) 早稲田大学高等研究所 助教 坂上和之
(連携研究者) 宇都宮大学工学系研究科 准教授 東口武史
研究成果概要
本研究では、コヒーレンスを持つEUV光(波長13.5nm)を利用した照射試験を実施した。
具体的にはパルス幅が7~10 psのEUVビームの照射試験を実施するにあたり、量子科学技術研究開発機構(量研機構:QST)関西光科学研究所のEUVビーム装置を用い,EUV光の強度を変化させるため、光ビームラインに適切な厚さのZrフィルターをセットし、アブレーションの閾値を求めた。
その結果、single shotの実験においては、どちらの高分子についてもそのアブレーション閾値は3-4mJ/㎠と非常に低い値となった。