表題番号:2016B-153 日付:2017/04/13
研究課題ラジオ波焼灼療法における力学特性を活用した柔軟針の穿刺操作と焼灼制御
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 宮下 朋之
(連携研究者) 理工学術院 助手 三浦智
研究成果概要
ラジオ波焼灼療法では,電極を患部付近に伸展させ通電させ,患部を焼灼する手技である.侵襲が少なく手術が可能であるものの,電極を的確な位置に配置することや通電する電力を的確に制御することが患部に位置する悪性細胞の焼灼の確率を高め,周辺の正常細胞の確保の確率が高まる.そこで,本研究では,(1)力学情報を用いた患部の位置同定,(2) 柔軟性を有する針を患部位置に到達させる力学的作用様式の検討,(3)針に通電させる電力の制御を目的として検討を進めた.