表題番号:2016B-089
日付:2017/04/06
研究課題市場流動性供給者の行動分析
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学学術院 商学部 | 教授 | 谷川 寧彦 |
- 研究成果概要
2015年2月から2016年1月までの決算期で記念配当を実施し、これにかかる情報のみを企業サイトで開示した東証一部上場企業50社、及び、この期間以後2016年3月末までの決算期の記念配当に関する新聞記事が掲載された12社を加えた計62社を対象に、情報開示日10日前から10日後の21日間の出来高に対するイベントスタディを行った。新聞記事を伴わないイベントでは、公表日翌日及び翌々日に、この21日間の平均的な出来高に比べて有意水準5%で有意なプラスの出来高増加が認められたが、新聞記事があるイベントでは、公表日翌日及び翌々日に出来高は増加するものの、統計的には有意ではないという結果を得た。