表題番号:2016B-022 日付:2017/03/29
研究課題日本人英語学習者の疑問文産出能力:現状調査と形態統語処理自動化による運用能力向上
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 法学部 教授 原田 康也
研究成果概要

効果的で円滑な言語コミュニケーションは、質問と応答の連続によって進む。近年の中学校・高等学校の英語教科書では、入門期に対話的表現で簡単な構文の疑問文に触れるが、複雑な内容や構文の疑問文を系統的に学ぶ機会がないため、対話的場面において即座に的確な質問をする能力の涵養に結びついていない。本研究では、疑問文に焦点を当てた調査・訓練を行うことで、効果的なコミュニケーション活動を行うための疑問文構築能力を養成することを目的とする。本特定課題Bによる研究活動としては参加者の英語に関する文法・語彙の知識とリスニング・スピーキング能力について測定し、これまでの分析結果も含めて、国内・海外で発表を行った。