表題番号:2016B-004 日付:2017/03/31
研究課題日本の多言語情報発信と受信地域における受容性の分析
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 砂岡 和子
研究成果概要

日本のNHKが行っている公的国際放送(テレビ、ラジオとインターネット)の番組内容を、中国中央電視台CCTVや中国国際放送局CRIの日本語番組と比較した結果、CCTVCRIのコンテンツの多彩さと放映量の多さが際立った。原因は中国が国際放送というメディアを通じ、国家イメージの文化的付加価値の強化に本腰を入れ、飛躍的技術革新を遂げるデジタル配信や機械翻訳・通訳技術の積極的導入を行っていることによる。言語の壁が低くなることで、結果的に報道担当者と現地の聴衆との直接対話が増大し、ソフト・パワーの発信がマスメディアによる情報寡占やポピュリズムの克服に寄与する可能性を示唆する。