表題番号:2016B-001 日付:2017/04/10
研究課題アメリカの外交政策形成とシンクタンク:仲介コミュニティ、デモクラシー、日米関係
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 吉野 孝
研究成果概要

本研究は、2017年度に科研費を申請する「アメリカの外交政策とシンクタンク」の研究計画を見直すことを目的とし、合わせて本格的研究のための面接調査と情報収集を行った。第1回研究会(8月)では、吉野孝と前嶋和弘(上智大学総合グローバル学部教授)が「アメリカの政策形成過程が選挙に勝利することに収斂していく『政策キャンペーン』化しつつあり、その中心的アクターとなっているのがイデオロギー型のシンクタンクである」という新しい仮説を提示し、研究計画の詳細を協議した。第2回研究会(11月)では、和田修一(平成国際大学法学部教授)が8月~9月に行ったワシントンDCの主要シンクタンクの活動に関する面接調査の概要を報告した。第3回研究会(3月)では、佐藤真千子(静岡県立大学国際関係学部講師)が、2017年1月に行った調査[2016年の大統領選挙における超党派シンクタンクの活動と役割]の概要を報告した。