表題番号:2016A-502 日付:2018/04/10
研究課題折り畳みを利用した伸縮変形可能なシート型デバイス 
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 基幹理工学部 准教授 岩瀬 英治
研究成果概要
申請課題の目的は、蛇腹折りやミウラ折りのような折り畳みを利用することで、伸縮変形や曲面への貼付けが可能なシートデバイスを実現することである。
例えば、基板の中立面に電気配線を配置し、曲げ変形を受けない平板部に発光素子やセンサ素子を配置すれば、電気配線や発光素子・センサ素子に曲げ耐性・伸縮耐性がなかったとしても、デバイス全体としては伸縮耐性を有することができる。これにより、金属や半導体など、曲げ耐性・伸縮耐性を有しないが高性能・高機能な材料を用いて、伸縮変形可能なデバイスを実現することが可能となる。
研究成果として、2次元の折り畳み方法の1つであるミウラ折りに切り込みを設けることで変形の自由度を増した構造による伸縮変形可能なLEDデバイスを実現した。