表題番号:2015S-181
日付:2016/04/04
研究課題1980年代の「地方史学会」に関する基礎的研究ー仙台・金沢・熊本の動向を中心に
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 大学史資料センター | 助手 | 廣木 尚 |
- 研究成果概要
- 本特定課題では、「地方史学会」の先駆的存在である①奥羽史学会(設立・1895年)、北陸史談会(同1896年)、九州史談会(同1897年)の三団体の基礎的情報の収集、及び、②報告者の年来のフィールドである栃木県の歴史研究・顕彰活動の継続調査を行った。
①については、各団体の会報を収集し、活動の実態把握につとめた。
②については、大正~昭和初期の栃木県足利市、佐野市における田中正造と足尾鉱毒事件に関する研究・顕彰活動を調査した。具体的には、田中正造の弟子であり、田中に関する初の全集である『義人全集』全5巻を編纂した栗原彦三郎の事跡を調査した。