表題番号:2015S-166
日付:2016/04/11
研究課題Polar符号を用いた符号化・復号方式とその評価に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | グローバルエデュケーションセンター | 助手 | 鎌塚 明 |
- 研究成果概要
- デジタル通信を行う際に通信路においてノイズが発生した場合,送信データに誤りが生じ得る.この状況下においても効率的かつ高信頼な通信を行うために誤り訂正符号化の研究がなされている.近年Polar符号という理論限界を達成する符号化法に関する研究が数多くなされている.特にPolar符号は有限の符号長における性能は優れていないため,その実用化に向けた性能改善に関する研究が重要である.本研究では,最適化理論に基づく分枝限定法および分子カット法と呼ばれるアルゴリズムを用いた復号法を提案し,数値実験によりアルゴリズムの性能評価を行った.この結果については,現在国際学会への投稿を予定している.