表題番号:2015S-161
日付:2016/04/11
研究課題赤煉瓦建築物の文化資源的価値についての研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 高等学院 | 教諭 | 森下 壽典 |
- 研究成果概要
- 本研究課題は、文化資源化において、文化資源的価値がどのように見いだされ、価値の高低が測られるのか、とくに1980年代以降、行政・市民活動双方から保存と活用の運動が活発となった赤煉瓦建築物を対象として考察しようとする試みであった。
このため、赤煉瓦建築物の保存・活用運動の嚆矢のひとつとなった北海道江別市の諸施設、さらに舞鶴赤れんがパークを訪れて、情報を収集した。この結果、以前研究を実施したJR川崎駅近くにかつて存在した赤煉瓦倉庫の事例と比較して、歴史的価値や建築的価値に加え、雰囲気や印象といった価値が見いだされ、また町全体やゾーンとしての整備が進められているという差違が明らかとなった。