表題番号:2015S-067
日付:2016/04/01
研究課題日本の木割書と韓国伝統建築の比例体系に関する考察ー仏堂の建築を中心にー
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 創造理工学部 | 助手 | 金 柄鎭 |
(連携研究者) | 建築学科 | 助手 | 金柄鎭 |
- 研究成果概要
- 韓国には古代の建築物が少ないこと、文書史料も多くの部分が残っていないことがその研究の進展をはばんできた。木造建築を造る際に必要になるであろう日本の木割に相当する設計技法やそれを記した木割書に類するものが韓国では発見されていないことも大きい。木割書的な方法を用いて分析した結果、韓国の遺構について、全体のシステムとしての木割のような比例体系は未だ明らかではないが、部材同士の寸法には木割的比例関係が存在するといえる。本稿では、韓国の遺構を日本の木割書にある方法で分析し、特に柱について扱った。