表題番号:2015S-052
日付:2016/04/11
研究課題不揮発メモリ向けビットレベル書き込み削減エンコーディング技術及びその周辺回路設計
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学術院 基幹理工学部 | 助教 | 多和田 雅師 |
- 研究成果概要
- 近年,不揮発性,低リーク電力といった性質から次世代不揮発性メモリが研究されている.次世代不揮発性メモリは書き込みに大きなエネルギーを必要とする,書き込み回数に制限があるといったデメリットがあるため,実用化に対しての課題がある.これらの課題を解決する研究として,メモリを冗長にすることでビットレベルでの書き込み量を削減する手法が存在する.これはメモリに値を保存するときに反転するビットが少なくなるようにエンコードする手法である.この手法の問題として書き込み量を削減する性能が高い符号ではエンコード/デコード回路が複雑になりがちである点である.協調的に設計することにより符号の性能と回路の複雑度を両立できる手法を提案した.