表題番号:2015K-292
日付:2016/04/03
研究課題日本の国際平和協力政策と実践の軌跡~ODAと自衛隊による活動の連携の問題点~
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 国際学術院 国際教養学部 | 教授 | 上杉 勇司 |
- 研究成果概要
日本の国際平和協力政策の観点から、国家安全保障戦略、ODA大綱(開発協力大綱)、防衛大綱などの政策文書を分析した。そのなかでPKOとODAの連携に着目し、これまでの日本の国際平和協力政策の実践形態として、国連PKOに派遣されている自衛隊(施設部隊)と開発協力や人道支援として提供される日本のODA事業との連携を横断的に分析した。東ティモール、イラク、ハイチ、南スーダンといった国際平和協力の事例における日本外交、人道・開発援助、自衛隊による協力の特徴として、開発に偏重した取り組みであったことを明らかにした。