表題番号:2015K-279 日付:2016/03/11
研究課題小型携行センサを用いた運動フォームの遠隔自動コーチングシステム
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) スポーツ科学学術院 スポーツ科学部 教授 誉田 雅彰
(連携研究者) スポーツ科学研究科 博士課程3年 尾崎惇志
研究成果概要

スポーツにおいてセンサや映像などの機械による身体運動の計測が行われるようになって久しい。これらから得られたデータは、定量的な分析がなされ、選手にフィードバックされスポーツの運動技術の発展に貢献している。更に、情報通信技術の進歩により、分析やフィードバックも機械によって実現可能になっている。

本研究では、インラインスケート競技を対象とし、センサデータからのスポーツ動作の状態推定とコーチの指導言語表現のセンサデータからの機械学習について検討を進めた。その結果、センサデータからスケート動作の状態が90%の精度で推定できることが示された。また、センサデータからのコーチ指導言語表現の推定に関しても、90%以上の精度で推定できることが示された。