表題番号:2015K-258 日付:2016/03/21
研究課題母親が感じる乳児の「抱きにくさ」の行動学的解明
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 根ケ山 光一
(連携研究者) 人間科学学術院 助手 石島このみ
研究成果概要

母親の抱き下ろし・抱き上げの発達的変化について,6組の母子を対象に,生後1.5か月,3か月,5か月,7か月の4時点において,家庭訪問してビデオ撮影を行った。その際母親の手足と胴体数か所,子どもの手足と肩にマーカーを装着し,携行型のモーションキャプチャシステムによって行動の軌跡を記録した。それらは可能な場合には,父親や育児未経験の学生にも同様の試行をした。ああわせて,デンバー式発達検査によって運動や社会性などの発達を調べるとともに,グレーティング視力検査によって視力の検査を行った。またエジンバラうつ尺度と独自に開発した抱きの質問紙による調査を行った。それらの結果を総合して検討する予定である。