表題番号:2015K-256 日付:2016/04/11
研究課題ラット暑熱暴露時の体幹深部、脳内温度較差の評価
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学学術院 人間科学部 教授 永島 計
(連携研究者) 人間科学学術院 大学院生 綱川みずき
(連携研究者) 人間科学学術院 大学院生 丸井朱里
研究成果概要
研究では熱中症の発症機序として、脳内の温度上昇、また高温による酸化ストレスの亢進が生じているのではないかと仮定し、実験を進めた。暑熱暴露したラットの脳温、特に視床下部の温度は、他の体深部の温度より低く、何んらかの保護機構があるのではないかと考えられた。しかし、酸化ストレスは脳内で変化はなく、高体温は脳内のいずれの部位でも一様に、酸化ストレスを与える可能性が示された。