表題番号:2015K-183 日付:2016/04/09
研究課題非定型発達児者を兄弟姉妹に持つ定型発達青年者間のネットワークの構築に向けて
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 創造理工学部 教授 片田 房
研究成果概要


本研究では、青年者間のネットワークの構築が、インクルージョンの基本理念(障害の有無、人種の違いなどの区別をせずに包含し、特別なニーズを持つ人には必要な対応を行うこと)が実行される社会の実現に向けての力強い第一歩になることを目指し、以下の活動を行った。

①発達障害(非定型発達)の兄弟姉妹を持つ通常発達(定型発達)の青年を中心に、「インクルーシブ社会を考える『青年のフォーラム』」を二回にわたり開催し、関連書籍の読解や討論を通して、家族、社会、兄弟姉妹に対する意識調査を行った。

②『青年のフォーラム』の出席者から原稿を募り、「インクルーシブ社会」のあり方を考える冊子としてまとめた。

本研究の趣旨に賛同が集まり、今後の発展が期待される結果となった。